原石のあなたへ

生活のこと

˖☽
 
 
 
 
 
いつまで、原石のつもりでいるのかな
 
 
 
 
 
 
数ヶ月前から
そんな言葉が頭をよぎる
 
 
 
 
 
皆んな、輝く何かを秘めていて
 
 
 
 
皆んな、本当はそれに気がついていたりする
 
 
 
 
私はダイヤモンドの原石だ
 
 
 
 
そう思っていると
 
(そう思うことで)
 
  
 
 
あの人より劣っているかもしれない私を
 
安心して受け入れられるし
 
 
 
 
 
私だって、その時がくれば
 
周りが驚くような結果が出せるんだ
 
 
 
 
 
そんな気持ちを地上に残したまま
 
また暖かくて冷たい土の中に潜ることができる
 
 
 
 
 
失敗するかもしれない
 
 
 
どうせ続かないし
 
 
 
それやって何になるの
 
 
 
それって意味あるの
 
 
 
時間の無駄
 
 
 
 
 
決まって一番に足を引っ張るのは
 
いつも私
 
 
 
 
表面的には
 
私のことを愛してないなんて
 
格好つけようとしても駄目なんだ
 
 
 

 
 
そうやって否定的な言葉をたくさん投げかけて
 
  
 
 
 
 
私のことを守ってあげているのでしょう
 
 
 
 
 
 
 
挑戦なんてしなくても
 
新しいことなんて始めなくても
 
 
 
また傷ついて苦しい思いをするかもしれない
 
 
 
  
 
 
 
 
だから、このまま
 
 
 
 
 
 
 
 
 
このままでいい

 
 
 
 
 
 
 
 
 
愛する人に寄り添う為に
 
悪にもなれる
 
 
 
 
 
 
 
 
優しさ
 
て、何だろう
 
 
 
 
 
 
 
 
失敗したら、泣けばいいし
 
 
続かなかったら、それでいい
 
 
何にもならなくていいし
 
 
意味なんていらない
 
 
そして、無駄こそが人生の彩りと笑えばいい
 
 
 
 
 
 

 
泣いて、笑って、怒って、落ち込んで
 
 
また泣いて
   
 
 
 
 
そういう素直な気持ちのやり取りが
 
 
 
そういう気持ちの解放が
 
 
 
心を磨くということではないのかな

 
 
 
 
 
 
 
 
ダイヤモンドの原石を見たことはある ?
 
 
 
磨かれる前から既に美しいその石は
 
精巧なカッティングで
 
よりたくさんの光を吸収して反射する
 
 
 
けれど、原石にあった個性的なくすみや歪さは
 
消えて無くなる
 
 
 
 
 
 
 
 
 
人はそうはいかないから面白い
 
  
 
 
 
 
 
 
潜在意識に残る一つ一つの経験は
 
唯一無二の光となる
 
 

 
言葉では説明がつかない
 
雰囲気となる
 

 
 
  
そして
 
 
 
 
 
 
幾重にも新しく美しい光の層を
 
纏うことができる

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